製本の基礎知識

本を制作するためのちょっとした知識をご紹介いたします

各部の名称

紙の加工仕上げ寸法

A4210㎜×297㎜B4257㎜×364㎜
A5148㎜×210㎜B5182㎜×257㎜
A6105㎜×1487㎜B6128㎜×182㎜
A774㎜×105㎜B792㎜×128㎜

紙について

上質紙もっとも安価な紙。価格を抑えたい場合に有効。
コート紙写真などの再現性がもっとも高い紙。特に4色の写真ページなどはこれがおすすめ。
書籍用紙紙自体が少しベージュ色で、目にやさしく文字を読むために適した紙。

製本方法

ハードカバー
(上製本)
ボール紙を色上質紙で包んだ紙が使われ、丈夫で長持ちします。小説などの装丁に多く見られます。ハードカバーの場合、見返しをつける必要があります。
ソフトカバー
(並製本)
ハードカバーに比べ表紙が柔らかく、本文用と同じ大きさになります。ビジネス書・エッセイ集・コミックス、新書や文庫本などによく使用されます。低価格で質のいいものができあがります。
中綴じイメージとしては、ホチキスの大きい者で背の部分を綴じたものです。週刊誌などはこの方法で綴じられていて、価格も安価です。